受験勉強の試行錯誤の中で、参考書を人よりも買い散らかしてきた自覚があるので、記憶している範囲で印象に残ったオススメの問題集・参考書を書いていきます。 ☆付きは特にオススメ。 著者の受験体験については一浪して東大に合格した凡人が浪人生活を振り返る。【大学受験】をご覧ください。
著者の成績と、参考書の評価基準について
最初に、著者の成績をかんたんにまとめておきます。 浪人時代の勉強の6割程度は予備校のテキストです。 予備校生がこの記事を見ているのであれば、まずは予備校で配布されているテキストを完璧にすることからスタートするのが効率良いと思います。
- 現役時の成績
- 東大模試: 夏河合B → 秋河合A、駿台A
- センター試験: 775/900
- 理科I類: 不合格(合格最低点-6点)
- 一浪時の成績
- 東大模試: 夏河合A、駿台A、代ゼミA、東進A → 秋河合A、駿台A、東進A
- センター試験: 858/900
- 理科I類:合格(400/550くらい)
参考書は私の独断と偏見に基づき、以下の4基準で評価します。
- 難易度: 1(易しい) … 10(難しい)
- 面白さ: 1(無難) … 10(面白い、個性的)
- 効果: 1(あまり実力にならなかった) … 10(これのおかげで力がついた)
- 総合評価: 1(余裕があればやると良い) … 10(おすすめ)
現代文
☆現代文読解力の開発講座
Amazon: 現代文読解力の開発講座
「現代文の勉強を始めてやるが、何からやればいいかわからない…」「現代文ってフィーリングだし、センスじゃないの?」と思っている人は、まず本書に出てくる10個の文章を 論理を這うように 読んでみてほしい。 普段黙読するだけでは追いきれない本文の論理展開を丁寧に追う練習として、何度も音読するなどして論理を追う練習をしてみると良いと思う。 本文の論理が正しく追えるようになれば、日本語を正しく読めるようになり、読解においての問題は解決するはず。 要約問題までしっかり解説されているので、しっかり考えた人にはそれなりに得られるものがあると思う。
僕は本書の文章を何度も読み、「自分がこれまでどれだけ日本語を正しく読めていなかったか」を痛感するところから始まった。
- 難易度: 8/10
- 面白さ: 6/10
- 効果: 9/10
- 総合評価: 9/10
評論・小説を読むための新現代文単語
Amazon: 評論・小説を読むための新現代文単語
著者の三浦先生には、河合塾仙台校時代にお世話になった。 難解な単語を使いがちだが、話自体はとても面白く、予備校でも人気講師になっていた。
現代文では主に「語彙力」「テーマについての背景知識」「読解力」「記述力」が必要になると思うが、この本は前者2つについて力を伸ばしてくれると思う。 もちろん読解力が前提ではあるが、上で紹介した「開発講座」をやって余裕があれば取り組んでみるといいかもしれない。
- 難易度: 8/10
- 面白さ: 7/10
- 効果: 7/10
- 総合評価: 7/10
センター試験過去問研究 国語
Amazon: センター試験過去問研究 国語
やはりセンター対策は過去問に尽きる。 ただ解くだけでなく、じっくり本文を読み、解説を読まずとも納得できるようなレベルまで研究し尽くすという経験を1度でいいからしてみるといいかもしれない。 解説だけを頼りにして「あーなるほどね」では伸びないような気がする。 余裕がある時期に1度じっくり研究して、冬ぐらいから本格的な対策として使うのがいいと思う。
- 難易度: 6/10
- 面白さ: 4/10
- 効果: 8/10
- 総合評価: 7/10
古文・漢文
マドンナ古文
Amazon: マドンナ古文
難関大の入試本番の古文では、どうせ分からない・見たことのない単語が出てくる。 特に理系は対策にそこまで時間をかけられない。 「最低限の知識をもとに、論理的にカバーしよう」というこの本の方針は、現実的で、受験の世界ではある意味理想的な提案だと思う。 デザイン的にも内容的にも親しみやすく、解説は分かりやすいが、結構ざっくりしているため、使いこなすのは難しい(自分で実践しないと!)ハマる人はハマるけど、無理な人は無理そう。 本屋で立ち読みして、自分に合うかどうかを判断してみるといい。
- 難易度: 5/10
- 面白さ: 6/10
- 効果: 6/10
- 総合評価: 6/10
☆読んで見て覚える重要古文単語315
Amazon: 読んで見て覚える重要古文単語315
古文単語についてはこれが一番良かった。 説明が分かりやすく、イラストもあってとにかく覚えやすかった。 古文単語もゴロゴとかマドンナとか色々あるけど、この本は古文単語を暗記するというだけでなく「理解」できるから、かなり実践的な古文単語の知識がつくと思う。
- 難易度: 6/10
- 面白さ: 8/10
- 効果: 10/10
- 総合評価: 9/10
☆鉄緑会 東大古典問題集
Amazon: 鉄緑会 東大古典問題集
東大過去問は基本的に鉄緑会を使うとよさそう。 解説がめっちゃ充実してるから、読むだけで濃い講義を受けたような感じになれる。 鉄緑会の問題集はちょっと値が張るのですが、ここに関しては無課金は圧倒的に不利です。 とっとと課金してください。下手に予備校の講習とるよりよっぽどコスパ良いです。
- 難易度: 10/10
- 面白さ: 8/10
- 効果: 10/10
- 総合評価: 9/10
漢文についてはそこまでオススメの市販参考書がなく、河合塾の「漢文サブテキスト」がオススメ。 都内在住の方でしたら、(多分)河合塾新宿校の服部先生の講義がよかったです。 というか、この人の講義しか受けたことないです。
数学
数学の勉強は大きく次の2つのセクションに分かれると個人的に考えている。
- 典型手法のインプット
- 解放や典型問題を頭に叩き込む作業。高3の夏までにできていると素晴らしい。Focus Gold のマスター編の例題をやりまくろう。
- アウトプット
- 頭に叩き込んだ手法をどう応用するか、より実戦的な問題を解きながら感覚を掴む。Focus Gold 以降に紹介する問題集から自分に合うものを選んでやればいい。
☆Focus Gold
Amazon: Focus Gold
「インプット」系の参考書。1A,2B,3の合計3冊。 マスター編の例題だけでいいからやろう。 ぶっちゃけるとこれだけで合計1000問くらいはあると思う。 ただ、これを身につけてしまえば数学の勉強は楽しくなると思うし、実力もついてるハズ。
さらに、実はFocus Gold一冊で「アウトプット」の練習もできてしまう。 僕の知り合いにこれ1冊で東大にきた奴が複数人いる。 圧倒的基礎力をつけるためには必要不可欠な問題集。
- 難易度: 6/10
- 面白さ: 4/10
- 効果: 10/10
- 総合評価: 8/10
青チャートでもいい(僕はやってないから詳しくは知らない)。 欠点をあげるとすれば、重いということだ。いい枕にはなる。
「数学ガール」シリーズ
Amazon: 数学ガールの秘密ノート/式とグラフ
数学がどうしても好きになれない人はまずこれを読むといい。 参考書というより読み物なので評価は無し。
新数学スタンダード演習
Amazon: 新数学スタンダード演習
「これが取れれば合格、これを落とすと不合格」みたいな、ちょうどいいレベルの問題が見事に収録されている。 基本問題、典型問題をインプットしたら、まずはこのいわゆる「合否を分ける問題」を確実に解く訓練をしよう。 これが解けるようになる頃には数学は自分の武器になっていると思う。 試験本番では難問を解く必要はない、標準的な問題を落とさない力の方がはるかに重要。 そういった「合格に必要な力」を養成する上で、重要な1冊になると思う。
- 難易度: 7/10
- 面白さ: 6/10
- 効果: 9/10
- 総合評価: 8/10
数学を決める論証力
Amazon: 数学を決める論証力
受験数学の問題集としてはちょっと変わった、「論証」にテーマを絞った1冊。 受験生が陥りがちな論証の重大なミスなどがまとめられている。 余裕がある人は見ておくといいかもしれない。 数学の勉強というよりも、パズル感があって楽しい人は楽しいかも。
- 難易度: 8/10
- 面白さ: 8/10
- 効果: 5/10
- 総合評価: 5/10
新数学演習
Amazon: 新数学演習
新数学演習、略して「新数演」。 「新数学スタンダード演習」が終わった人がやる問題集。 昔の新数学演習はバカみたいにムズかったらしいが、最近は別に特別難しいというわけではない(むずいけど)。 難関大志望はやっておいて損はないと思う。 この辺までくると数学楽しい。 次に紹介する「ハイレベル理系数学」のどちらかをやるのがいいと思う。
- 難易度: 10/10
- 面白さ: 8/10
- 効果: 7/10
- 総合評価: 7/10
ハイレベル理系数学
Amazon: ハイレベル理系数学
通称「ハイ理」。 同じシリーズに「やさ理」というやさしくない問題集として有名なものがあるが、本書はそれよりもやさしくない問題集(つまりむずい) 。 「数学楽しくてどうしよう!つらい!楽しすぎる!!」という人がやればいいと思う。 個人的には結構やり込んだ一冊ではある。 新数学演習に比べて解説が淡白。これは河合塾系の参考書なら共通。
- 難易度: 10/10
- 面白さ: 8/10
- 効果: 7/10
- 総合評価: 8/10
考え抜く数学〜学コンに挑戦〜
Amazon: 考え抜く数学〜学コンに挑戦〜
ここまでくると、受験数学マニアのレベルまできてしまった感がある。 この辺は時間が余った浪人生や、数学だいすき人間がやればいいと思う。 「1問に数時間単位で時間が溶けていくが、解けた瞬間の快楽は何者にも代え難い」という最高峰の受験数学問題、「学コン」の過去問が収録されている。 僕は2回だけ、学コンに掲載されたことがある。
- 難易度: 9/10
- 面白さ: 9/10
- 効果: 6/10
- 総合評価: 6/10
☆入試数学の掌握
Amazon: 入試数学の掌握
なぜ最後の方に紹介することになったのかは自分でもよくわからないが、絶対にオススメしたい1冊がこれ。 浪人した直後にこれをやって、「なぜ現役時にやらなかったんだ…」と、深く後悔したのを覚えている。 この他にも2冊あるシリーズとなっているが、この「赤」だけでもやってみてほしい。 受験数学の世界では斬新な問題の分類、そこに対する体系的・方法論的なアプローチは、間違いなく自分の数学の実力を高めてくれると思う。問題はめっちゃムズイ。
- 難易度: 10/10
- 面白さ: 9/10
- 効果: 10/10
- 総合評価: 10/10
☆鉄緑会 東大数学問題集
Amazon: 鉄緑会 東大数学問題集
東大数学の過去問やるなら、掌握とこれに課金しよう。 とんでもないボリューム。Focus Gold小さくね?って錯覚するレベルである。 圧倒的情報量。圧倒的解説。別解豊富。圧倒的採点基準(かなり細かい)。 地方で、環境の面で東京に負けるような受験生には特にオススメしたい。 ちなみに、このサイズ感になってくると、もはや枕には適さない。
- 難易度: 10/10
- 面白さ: 8/10
- 効果: 10/10
- 総合評価: 10/10
英語
DUO3.0
Amazon: DUO3.0
DUOはオススメの単語帳。 「DUO or 鉄壁」もしくは「DUO and 鉄壁」をやれば単語は十分だと思う。 僕は付属のCDをフル活用して、高校2年生の1年間、通学時間にずーーーーッと聴き続けていたおかげでほとんど暗唱していた。 例文を暗唱すれば、単語の意味がわからなくても「あ、この単語は確かこの例文にあって、で、この例文がこういう意味だから…」みたいな裏技のような思考で単語の意味を当てることができる。 登場人物のBobが色々ヤバイ。 結局語学は「無限に聞いて、無限に口にする」ことが近道なのかなと思っている。
- 難易度: 7/10
- 面白さ: 6/10
- 効果: 8/10
- 総合評価: 7/10
☆鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁
Amazon: 鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁
英単語に関しては最強の参考書なんじゃないかと思う。 ボリューミーだけど、語源やイメージから載っていて、イラストも豊富なのでとにかく覚えやすいし、サクサク読める。 単語なのに「暗記してる感」があまりないところが魅力だと思う。 「東大英単語」とか言ってるけど、これは東大受験生以外も普通に持っておいて損はない。鉄緑会強い。
- 難易度: 7/10
- 面白さ: 8/10
- 効果: 8/10
- 総合評価: 8/10
Next Stage(ネクステージ)
Amazon: Next Stage[ネクステージ]英文法・語法問題 4th edition
英文法語法ならこれやっとけば基本的な部分はほとんど網羅できる。 センター試験レベルの文法語法なら間違えなくなる。 高2の夏に5周くらいした。 ぶっちゃけ文法に関しては、これやって、あとは演習しながら身につけていけばいいと思う。 まずこれやろうって感じの本。
- 難易度: 5/10
- 面白さ: 5/10
- 効果: 8/10
- 総合評価: 8/10
☆英文読解の透視図
Amazon: 英文読解の透視図
英語の参考書の中ではかなり好き、というかかなり学ぶことが多かった1冊。 名著だと思う。 引っかかるところ、難関大の英文解釈の問題でよく出るテーマについて体系的にまとめられていると思う。 解説が読みやすく、充実している。英語がだいぶ武器になる。
- 難易度: 8/10
- 面白さ: 8/10
- 効果: 8/10
- 総合評価: 9/10
キムタツの東大英語リスニング SUPER
Amazon: キムタツの東大英語リスニング SUPER
リスニング対策(東大にはリスニングがある)の決定版的な本。 これを聴いてれば本番のリスニングはゆっくりに聞こえる。 リスニング中にヘリが飛んできたり、カメラのシャッターが鳴り止まなかったりと、執拗な妨害も収録されており、本番の万が一に対応できるような作りになっている。 個人的にはこれを英語が聞き取りにくい環境でやってみるといいかも(本番の英語は場所によってはまじで何言ってるか分からない時がある)。
- 難易度: 8/10
- 面白さ: 6/10
- 効果: 7/10
- 総合評価: 7/10
物理
物理は個人的にかなり苦戦した科目。 河合塾で苑田先生に会ってからは、彼の授業を理解するだけだったのでやることが明確化された分、楽だった。 そんな中で自分の役に立った参考書を紹介。
微積で楽しく高校物理がわかる本
Amazon: 微積で楽しく高校物理がわかる本
高校物理で微分積分がどう使われているのか、の基本がわかる本。 一度わかってしまった人にとってはありえないくらい簡単で基本的な話だが、ここが理解できない人が多いからみんな物理が苦手なわけだ。 まずは物理に対する数式的なアプローチの基本をこの本でパパッと身に付けることをオススメしたい。
- 難易度: 4/10
- 面白さ: 6/10
- 効果: 7/10
- 総合評価: 8/10
難問題の系統とその解き方
Amazon: 難問題の系統とその解き方
物理の問題演習用に。 基礎の理解を徹底した上で取り組みたい。 問題量は超豊富なので、これ1冊で演習は十分みたいなところはある。 僕は苦手分野だけ集中的にやってた。 解説が雑とか言われがちだが、理解している分野ってそこまで詳しい解説いる?とも思う。 いずれにせよある程度物理をわかっている人が取り組むべき本だと思う。
- 難易度: 10/10
- 面白さ: 7/10
- 効果: 8/10
- 総合評価: 7/10
新・物理入門
Amazon: 新・物理入門
「入門」と書いてあるがターゲットは僕たちではないことは確か。 受験物理の入門ではなく、物理学の入門書である。 ある程度物理を理解した人、物理で数式アレルギーがない人ならどハマりする本だと思う。 原理から説明がなされているから公式が面白いほどしっくりくる。 レベルは高いけど、これは「基礎事項を習得することがいかに難しいか」が現れているのだと思う。
- 難易度: 10/10
- 面白さ: 8/10
- 効果: 7/10
- 総合評価: 7/10
理論物理への道標
Amazon: 理論物理への道標
「物理は駿台以外ゴミ」「苑田以外ゴミ」みたいな過激派がいるが、河合塾も負けてないぞ、と言わせてくれるような本がこれ。 河合塾っぽい親しみやすい雰囲気で、やたら難しいことが記述されている。 わかる人にとっては楽しい。 物理を数学的に記述する楽しさに高校時点で気づけたのなら、ぜひこの本を手に取ってほしい。 実は河合塾では「物理 基礎理論」という限られた者しか手にすることのない物理資料集があるのだが、雰囲気はこの本に近い。
- 難易度: 10/10
- 面白さ: 10/10
- 効果: 6/10
- 総合評価: 8/10
化学
「岡野の化学が初歩からしっかり身につく」シリーズ
Amazon: 岡野の化学が初歩からしっかり身につく
高校の理科は基礎の理解が死ぬほど重要という話をしたが、もちろん化学もそうだ。 まずはこの本で、基礎事項の要点を効率よく理解してしまうと楽だと思う。 はじめの一冊としてはいい本なんじゃないかと、個人的には思う。 パパッと終わらせたい。
- 難易度: 4/10
- 面白さ: 6/10
- 効果: 7/10
- 総合評価: 6/10
化学の新研究
Amazon: 化学の新研究
辞書だね。1から読破するとか無理なことは考えずに、興味ある分野の理解を深めるツールとして使えればいいと思う。 一部「間違ってる」みたいな批判があるらしいが、そもそも高校化学自体怪しいところもあるので、これで十分だと思う。
- 難易度: 8/10
- 面白さ: 8/10
- 効果: 6/10
- 総合評価: 7/10
☆化学の新演習
Amazon: 化学の新演習
問題集はこれで十分。 難関大までしっかり対策できると思う。 教科書レベルの内容が理解できるのなら取り組んでいいと思う。 一般的には難しいとか言われがちな問題集だが、高校の化学の「難しい」って「知らない」ことによるものが大半だし、化学って知ってれば高得点取れるし、いきなりこれやっちゃっていい。 重要問題集とか僕もやってみたけど、そこまで役に立たないし新演習と被ってるし、こっちでOK。 誤植が結構あるので要注意。
- 難易度: 8/10
- 面白さ: 7/10
- 効果: 8/10
- 総合評価: 8/10
理系なら知っておきたい化学の基本ノート(有機化学編)
Amazon: 理系なら知っておきたい化学の基本ノート(有機化学編)
内容自体はいわゆる大学範囲だが、 読んでおいて損はないと思う。 少なくとも有機化学の丸暗記からは脱却できると思う。 覚える必要はないので、「へぇ〜」とか思いながら読んでみるといい。
- 難易度: 8/10
- 面白さ: 8/10
- 効果: 6/10
- 総合評価: 7/10
新理系の化学問題100選
Amazon: 新理系の化学問題100選
100問にまとまってる(正確には100問以上ある)。 解説がいい。僕は浪人秋ぐらいから、ランダムに数問をテストゼミ形式でやってた。 1問1問が重い。解説に筆者の情熱を感じる。 難問で良問をやりたい人はやると良い。解説がいい(2回目)
- 難易度: 9/10
- 面白さ: 8/10
- 効果: 7/10
- 総合評価: 8/10
鉄緑会 東大化学問題集
Amazon: 鉄緑会 東大化学問題集
実際の東大式の記述答案の手書きの例みたいなのが書いてあって、答案の作り方の参考になる。 解説は相変わらずの鉄緑会クオリティ、バカみたいに濃い。 圧倒的情報量。 無機化学の反応式のまとめとか付録で付いてて参考になる。 東大志望の受験生は課金しましょう。
- 難易度: 8/10
- 面白さ: 6/10
- 効果: 8/10
- 総合評価: 8/10